幻の街「鶯谷」。行政上この地名は存在しない。所謂俗称である。江戸時代の坊さんが京都の本場の鶯を放った事が名前の由来。即ち外来鳥な訳でしかも現在その鳥をよく見ると言う事もない、名の由来からして全く以て幻。山手線駅で一日の乗降者数はぶっちぎりの最下位。日本一有名な路線のわずか29駅の内の一つを担っていながらあの「アド街」20年目にしてこの間ようやく恐らく最初で最後の特集がしぶしぶ組まれたという幻っぷり。しかしその幻ゆえに世の男達を幻想の世界へと誘いうる夢幻の魅力を有している街でもあるのだ。駅前に林立するラブホテル街。都内屈指の数を誇るデリヘル店、この地に事務所を構え殿方の欲望に応えるべく鎬を削っている。それ故サービスの質・料金体系共に都内一とも言われている。そう、ここはまさに男の桃源郷。「静」と「動」の顔を併せ持つ、世界に誇る欲望と幻の聖地なのである。
山手線駅間の距離が最も近い日暮里~西日暮里間。日暮里は昔から繊維問屋の街として栄え、60年以上の歴史を有する日暮里繊維街は今でも繊維問屋・繊維専門店が軒を連ね賑わいを見せている。また、駅の高台に行けば寺院・神社が多く点在。元々「新堀」と表記していたこの地は、江戸時代に多くの寺院が移転してきた事に伴い桜やツツジ等の庭園が造られ、花見客が訪れる名所となり、一日過ごしても飽きない里「日暮(ひぐら)しの里」と呼ばれ、いつしか「新堀」の音に「日暮里」の漢字が当てられるようになったという。「西日暮里駅」は現時点で山手線の中で最も新しく、唯一「昭和」に誕生した駅である。日暮里・西日暮里共に多彩な人種の方が暮らしており、駅近くに良質なホテルも多く、また鶯谷ホテル街に近いことからデリヘル店の事務所も多い。日本人店・韓流店が多数。気軽に遊びやすい街となっている。
「おばあちゃんの原宿『巣鴨』」、と言われるがなぜに先人が若輩者に合わせなければならないのか。あちらをこそ「小娘の巣鴨『原宿』」と言うべきではないか、などという不毛な叫びはさておき、ご年配の方の憩いの地である「巣鴨」。地蔵通り商店街の中ほどの「とげぬき地蔵尊」の境内にある洗い観音様の、自分の体の悪い所と同じ所を洗うと治るとされている言い伝えを実行すべく、連日参拝者が多く訪れている。休日ともなると観音様の前は長蛇の列、大変な賑わいを見せている。商店街名物の赤パンを某芸人さんが常時装着し、突然脱がされても常に笑いが取れるよう備えている事は有名。因みにこの街、横断歩道の信号や各施設のエスカレーターなどが非常にゆっくり、ご高齢の方への配慮が行き届いている。ホテルは主に南口方面に点在。デリヘルは有名店・老舗店が多い為、失敗なく安心して遊べる街であると言える。
大ターミナル駅池袋から一駅という立地ながらどこかのどかな雰囲気の残る庶民の街「大塚」。路面電車が通りを走る古き良き東京の姿に、近年開業した駅ビルによる都会的な印象が加わりレトロ感と利便性が絶妙に融合した注目の街である。駅周辺は飲食店が豊富で、お寿司、ラーメン、おむすび屋さんなど人気店が沢山。娯楽施設も多く、パチンコ、バッティングセンター、ボクシングジム等々、一日いても飽きない。そして男の欲望を全て受け止め得る懐深い街でもある。キャバクラ、ピンサロ、ソープなども良いが、デリヘルがこれまた名店揃い。サービスに定評のある人妻系のお店は鶯谷と並ぶ人気ぶり。また20代ギャルの大型人気店もあり。ホテルも北口・南口共に多数、リーズナブルホテルからリッチな高級系までを網羅し、気分と懐具合に合わせた楽しみ方が選択可能。多彩なニーズに対応する魅惑の園なのだ。